ひと昔前まで「飲料水」と言えば「水道水」でした。(僕のこども時代は井戸水もまだ重要な飲料水だったんですよ....) それが今では「水道水」と同じくらいペットボトルなどに入れて売られる水も一般的になり、もしかしたらすでに「飲料水=水道水」とは思わない方も少なくないかも知れませんね。 そんな風にメジャーになってきたペットボトルなどに詰められて売られる水なのですが、どんな水が入っているのでしょうか? ご存じですか? 「そんなのミネラルウォーターに決まってるでしょう!!」 って思いがちですが、実は販売されている水 ...
一時期「水を2回沸騰させると酸素の構造が変化 ヒ素や硝酸塩、フッ化物などが生じる」可能性があるという記事が話題になりましたが、水を沸騰させると溶けている酸素は抜けてしまいますが、酸素の構造は変化しませんし、ヒ素、硝酸塩、フッ化物などが生じることもありません。 水は何度沸騰させても、水のまま。水からは何も生じません。 でも、水道水となると話は別です。 水道水は純粋な水(H2O)ではなく、様々な物質が溶け込んでいます。 沸騰させることで水の中に溶け込んでいる物質同士が反応して、別の化学物質が生じる可能性はあり ...
我が家ではここ10年ずっと日本ガイシのC1を使っています。 機能は「浄水」だけ、ケースのような本体とフィルターだけという超シンプルな構造。 アルカリイオン水も最近なにかと話題の還元水素水(アルカリ性電解水)も作れません。 機能は浄水のみ。 それなのに、メーカー希望小売価格(税別)¥60,000也。 替えのフィルターはメーカー希望小売価格(税別)¥16,500 。 決してお安くはありませんが、浄水機能の高さと超シンプルな構造故の壊れ難さで満足してます。(セラミックフィルターにケースを付けただけなので、機械的 ...
日本の水道は世界的に見て安全だと言われていますが、排水管が老朽化し、時々破裂などの問題を起こしているのを見ると、あんなに汚れた管を通った水を飲んで大丈夫なのかと思ってしまいます。 自治体は盛んに「わが町の水道水は安全」とアピールしていますが、あれは入り口での話であって、各家庭の蛇口から出る水の安全性を確認してくれてはいません。 「多分安全だろうけど、なんとなく不安」といった漠然とした不安感から、ペットボトル入りのミネラルウォーターが市民権を得て久しく、そして最近飲料水は宅配され、水道の蛇口からではなく、ウ ...
金沢と言っても、石川県ではありません。 金沢清水(かなざわしみず)は、岩手県八幡平市松尾寄木にある湧水群の総称で、全部で7ヶ所あります。 岩手山と八幡平の間を流れる松川沿いに点在する金沢清水は、岩手山の伏流水であると言われています。 湧水量3.4万トン/日 と豊富な湧水量があり、その中で最大の湧水量を誇る座頭清水は岩手県内水面水産技術センターによってニジマス、ヤマメ、アユ、ヒメマスなどの養殖や研究に利用されています。 座頭清水の源泉は森の中にあり、立ち入りは禁止されていますが、フェンス越しに見ることはでき ...
ウォーターサーバー、以前は選択肢が限られていましたが、今は本当に色々な種類があって、もう選び放題です。 選択肢が増えるのはうれしいんですけど、増えすぎるとどれを選んだらいいのか迷ってしまい、却って困ってしまったりもします。 沢山あるウォーターサーバーの中から、自分に一番合ったウォーターサーバーを選ぶ時に役立つ「ウォーターサーバー選びのポイント10点」をご紹介します。 1. ウォーターサーバーのライフタイムコスト 毎日、長く使うものですから、やっぱり価格が一番気になります。 最近はウォーターサーバーを無料レ ...
渾神の清水は「いがみのしみず」ではなく、「いがみのしつこ」と読みます。 青森県平川市唐竹滝の沢2-1にある湧水で、名水百選のひとつに選定ています。周辺にはりんご畑もあり、青森県らしい美しい場所にある湧水です。 その昔、坂上田村麻呂が陸奥国の蝦夷征伐に出た際に、矢捨山の近くで眼病にかかってしまいました。そんな時、その土地の鎮守「少彦明神」が夢に現れ、「奥に行けば清水があり、その水で眼を洗えばたちまち治る」とのお告げがあり、その通りにすると眼病が治りました。そこで眼病守護のため、隣の阿蘇ヶ岳に剣を埋め、その上 ...
富田の清水は「とみたのしみず」ではなく「とみたのしつこ」と読みます。 その富田の清水は青森県弘前市紙漉町5-2にある湧水で、趣のある建屋の中にあります。 紙漉町には数多くの湧水があり、それらを総称して「富田のしつこ(清水)」と呼ばれていました。この豊富な湧水を活かして、江戸時代から和紙の生産が行われ、昭和初期頃まで続いていました。 この建屋のある湧水は、地域住民の生活用水として使用されてきました。 中には6つの水槽が並んでいて、 1番目:飲用水 2番目:飲用水 3番目:食糧の洗浄・洗面用 4番目:紙漉の材 ...
ナイベツ川湧水は、北海道千歳市西郊の支笏火山灰台地から湧き出し、蘭越浄水場の東端で千千歳川と合流する内別川の周辺に点在する湧水群を指します。現在60数カ所の湧水地点が確認されています。 支笏湖のカルデラが形成された42,000年前の支笏火山で噴出した支笏軽石流堆積物層を通った雨水が湧出います。 内別川のなかでも源流(源頭部)の湧水量は0.15m3/sもあって、内別川全流量の20%がこの1箇所から湧き出しています。 まれにみる豊富な湧水量と水質により1985年に名水百選に選定されました。 名水百選に選定され ...
「おいしい水」で検索すると、多くの商品がヒットします。メーカーさんが「おいしい水」と商品名に冠するくらいですから、きっとかなりの自信があってのことだと思います。 でも、「おいしい」と「おいしくない」という嗜好は人ぞれぞれで、Aさんにとっておいしい水がBさんにとっても必ずおいしい水であるとは限りません。 お米、カレー、味噌、酒、コーヒーなどなど、毎日の生活で口にしているものには数え切れないほどの種類があって、それぞれの好みで使い分けています。 カレー、コーヒーそして味噌みたいに味が強いものは分かりやすいので ...
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